天皇杯と野人

野人と言えば、勿論浦和レッズ岡野雅行
今年で33歳。
年齢を思わせぬ速さが特徴だ。
だが、それだけではない・・・。
色々伝説を持つ彼だが、最近そのすごさを身をもって感じている。
レッズの主将、山田暢久も言っていたが、巧くなってる・・・
年を追うごとに巧くなりすぎてるw
今日は引退する相馬とのマッチアップだったが、いとも簡単に抜き去り精度のいいクロスを供給する。
そのクロスのうちの一本から堀之内の追加点が生まれたわけだが、ただ足が速いだけで選ばれていたフランスW杯の頃とは違い、今は確かな技術が身に付いている。
来年、再来年の岡野が楽しみだ。


ちなみにマリッチトミスラフ・マリッチ
本当にいい選手だ。何故フロントが契約の延長をしなかったのかが判らない。
外国人枠も、怪我でずっと試合にでていないネネを解雇すればいいのではないか?
事情というものがあるのだろうが解せない。


以下、試合後のマリッチのコメント。

563 名前:RP[sage] 投稿日:2005/12/24(土) 23:49:37 ID:95o1lZhb0
マリッチ
試合前から今日の試合が難しい一戦になるのは分かっていた。価値ある勝利だと思う。
得点のチャンスが多い中、2対0で完封勝利できたのは良かった。FWは味方の助けに左右されるポジション。
練習からクロスやFK、CKの練習をよくやっているので、その成果が出てよかった。
これまでのプロとしてのキャリアの中、色々と応援されてきたが、
ホームでもアウェイでも変わらずに声援を送ってくれるのは初めて。
そういう中でプレーするのが、子供の頃からの夢だった。素晴らしい気持ちになる。
元日、天皇杯の決勝まで行って、またサポーターの前でプレーしたい。


http://www.jsgoal.jp/club/2005-12/00027837.html

マリッチ選手(浦和):
「自分の契約は6ヶ月。それが満了になっただけ。ただ、1つでも取れるタイトルはとって帰りたい。契約についてはクラブに話を持ちかけて、ということはなかった。クラブにも来季のビジョンがある。クラブの決定を尊重したい。自分はプロの選手として誇りを持ってプレーしてきた。浦和の補強はクラブの仕事。
自分は先の事を考えるタイプではない。日本に来たからにはタイトルを1つ取ってと思っている。リーグはダメだったが、天皇杯を取れたら次の事を考えたい。日本ではいい思い出しか残っていない。オファーがあれば、考えたい」

久々に別れるのが辛い選手と出会った。
六ヶ月間ありがとう。そして、元旦は笑ってお別れしよう。