MSとインテル、HD方式を支持 次世代DVD

次世代DVD闘争についに終止符か?

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は26日、米マイクロソフト(MS)と半導体最大手米インテルが高画質の次世代DVDの規格について、東芝などが進める「HD DVD」の支持を決めたと報じた。

マイクロソフトインテルというPCのOSシェアNo.1、CPUのシェアNo.1がHD DVDを支持したのなら
もはや大勢は決したと見て良いのではないだろうか?
この二社にOS,CPUを供給しないよと言われたらPCハードメーカーとしては生きていけないだろう。
さらに、HD方式は現規格のDVDと互換性が高い*1と言われている。
一般の企業としてもこちらの規格の方がいいのではないだろうか?
容量も片面15GBと申し分ない。
この後、統一にむけた動きが再びでるのか、それともHD方式が一気に支持されるのか・・・
非常に興味深い。

更に詳しい記事が↓
ウインテル連合、HD DVD陣営に加勢--一気に形勢傾くか

 両社がHD DVDを支持するのにはいくつかの理由があると、MicrosoftのRichard Doherty(メディア・エンターテインメント・コンバージェンス担当プログラムマネージャ)は言う。同氏はその理由として以下の点を挙げた。

  • HD DVDでは、ユーザーが映画を自分のハードディスクへコピーできるようにすることが求められており、ホームネットワーク内で映画をやりとりすることがそれだけ容易になる。
  • HD DVDでは、ディスクの裏面に現行のDVDデータを盛り込むことができるため、すでに現在DVDプレイヤーを所有しており、かつ保有するDVDライブラリーが将来使えなくなってしまうのではないかと懸念する消費者に対して、ハイブリッドディスクを販売することが可能になる。
  • HD DVDのほうが記憶できるデータ量が多い。

Blu-rayの方が記憶容量が大きいと思ったが、それはSCEお得意の

Blu-ray側の言う50Gバイトディスクは、いまのところ全く登場する気配がない。現時点では、HD DVDのほうが容量で勝っている。そして、ハイブリッドディスクについても、Blu-ray側にはそのための仕様があるだけで、実際の実装例はどこにも見あたらない」(Doherty)

クッタリに近い、なんとも“ソニーらしい”ものであったようだ。